衝撃弾性波による非破壊検査
従来の方法と比べて手軽に、簡単にコンクリートの厚さや内部状況、表面強度、コンクリートの強度推定等を算出します。
弾性波レーダシステム(iTECS)
[1]測定が簡単
センサーをコンクリート面に軽く押し付けて、鋼球で打撃するだけの簡単な測定です。基本的にコンクリートの表面処理は不要です。
[2]多機能
コンクリートの厚さや内部状況、弾性波速度から1軸圧縮強度推定など多機能です。
[3]高精度
コンクリートの厚さの測定誤差は、弾性波速度の設定が正しければ1%以内(計算上の分解能は、±1mm 以下)です。
水平方向の分解能は、打撃点と測定点の距離に依存しますが、約3cmです。
電磁波レーダシステム(ハンディサーチ)
[1]測定が簡単
コンクリート表面に固定する必要がなく、器械を移動させながら測定でき、現場ですぐコンクリート内部の状況が把握できます。
[2]リアルタイム処理
内蔵固定表面波による自動表面波処理を測定時にリアルタイムで行います。
また、測定中に測定データの表面波を利用した表面波処理に切り替えることができ、高精度の表面波処理が可能です。
[3]小型軽量
本器は約1kgと軽く、楽に操作できます。
RC構造物の現状ををより正しく診断
非破壊検査から理論分析、破壊検査まで、RC構造物の現状をより正しく診断します。
圧縮強度の推定
経年劣化するにつれ、コンクリート構造物の圧縮強度は変化していきます。新設時の品質管理、既設構造物の現状把握や補強・補修計画の際には、コンクリートの圧縮強度を知ることが重要です。
非破壊検査のみならず、破壊検査による結果検証も並行して行うことを可能にしたのは大進流診断法です。
健全性診断・品質評価
コンクリート構造物の表層部の劣化・剥離あるいは内部欠陥を測定する場合には、弾性波レーダシステム(iTECS)及びコンクリートテスター(CTS)は有効な非破壊検査装置です。
コンピュータと連動させ、測定結果を現場において迅速・高精度でかつ面的に表現できる点が最大の特徴と言えます。
また、破壊検査によってコンクリートの中性化度合いの調査もできます。
ひび割れ深さの測定
コンクリート表面のひび割れ深さを測定する場合には、弾性波レーダシステム(iTECS)がもっとも効率的な測定方法です。
測定弾性波波形の変化よりひび割れ深さを推定でき、作業員一人でも手軽に測定できます。
鉄筋探査など
コンクリート構造物と言えば、地上の橋梁の橋脚・床版、擁壁、建物の外壁等に限らず、基礎や杭などの地下構造物も含まれます。
設計図の紛失時には、これらの構造物の鉄筋配置や基礎の根入れ深さ等の情報を図面から知ることができないため、現場検証が少なくありません。
そこで、弾性波レーダシステム(iTECS)は有力な検査方法です。
*.弾性波レーダシステム(iTECS)は、衝撃弾性波によるコンクリート構造物の非破壊試験装置で、すでに国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に、技術活用パイロット事業に活用する技術として登録されました。
登録番号:QS-040028-A
**.コンクリートテスタ(CTS02)は、コンクリート系構造物の健全性診断方法として特許を取得し、国土交通省のNETISにも登録されました。
登録番号:特許第3691477号、NETIS登録番号:HK-060013-A
高度な調査診断技術力の向上を目差す
実績+専門家の指導+試験研究 高度な調査診断技術力の向上を目差す
定期的に開催される各種技術研修プログラムの参加・自己学習・試験研究などを通じて、構造物診断業務に携わる技術者が基礎理論知識を身に付けながら、実践力を磨いています。
さらに、専門家による技術指導及び診断結果のチェックも行い、測定理論の理解や解析結果の判断を間違いないよう、きめ細やかなフォローを行います。
調査実績(抜粋)
| 件名 | 調査概要 |
大和南ICランプ橋上部工工事
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上部工,電磁誘導法による配筋状態
およびかぶり測定
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| 熊本県南部 橋梁調査 |
橋梁2次点検
(近接目視,圧縮強度,中性化,塩化物)
(単純合成開断面箱桁,7径間鋼ゲルバー桁)
橋長225m
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熊本市内 取水井施設
部材厚さ測定
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非破壊試験(衝撃弾性波法)
コア採取(圧縮強度,中性化)
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高知県 葉山小学校耐震補強工事
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非破壊試験(衝撃弾性波法)
柱部健全度調査(内部診断ジャンカ位置調査)
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熊本県南部 配水池耐震補強設計
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コア採取(圧縮強度、中性化)
はつり(鉄筋腐食度,かぶり深さ実測) |
熊本3号宮浦1号橋上部工工事
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上部工,電磁誘導法による配筋状態
およびかぶり測定
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長崎497号中里2号橋
上部工工事
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上部工,電磁誘導法による配筋状態
およびかぶり測定
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熊本3号水道2号橋上部工工事
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上部工,電磁誘導法による配筋状態
およびかぶり測定
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上椎葉湯前線単県橋梁補修
(平谷橋他2橋) 設計委託 |
目視点検,コンクリート品質試験,橋梁補修設計
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八代市水処理センター
耐震診断調査 |
下水処理場最終沈殿槽の耐震劣化調査 |
新休橋補強実施設計業務委託
その1 |
工法比較検討によるRC床版の補強工法の提案及び設計 |
弾性波レーダシステムを用いた
県道橋コンクリート健全性調査 |
橋台、床版、橋脚の圧縮強度及びコンクリートの健全性調査(破壊検査で検証した) |
| 前川橋補修調査設計業務委託 |
橋脚の圧縮強度、コンクリートの劣化調査及び
補修設計(破壊検査を含む) |
| 綾川Ⅱ期調整池調査試験業務 |
建設後30~40年を経過した調査池側壁・底版コンクリートの劣化調査(破壊検査を含む) |
宮園橋ケーソン基礎の
根入れ深さ調査 |
橋梁の改修に伴う橋脚基礎形状調査,
ケーソン基礎の場合、根入れ深さを調査。 |
iTECSによる大橋橋脚・橋台の
コンクリート健全性調査 |
橋脚の圧縮強度および弾性波透過法による
コンクリートの健全性調査 |
第一奥構橋耐震性能診断調査
業務委託 |
橋梁・橋脚・橋台の目視点検,劣化度調査及び
コンクリート健全性評価 |
諫早湾干拓堤防コンクリート
構造物の調査診断 |
干潟干拓の目視調査、劣化度調査及び
コンクリートの健全性評価 |
研究論文
| 会議主催者 | 論文タイトル・著者 |
| 熊本県測量設計・建設コンサルタンツ協会第6回業務報告会(2008.7熊本) |
「衝撃弾性波法によるひび割れ深さ測定」
炭谷 浩一 |
| 熊本県測量設計・建設コンサルタンツ協会第4回業務報告会(2006.6熊本) |
「非破壊検査装置によるコンクリート強度の推定」
那須 政人 |
| 土木学会年次大会(2005.9東京) |
「衝撃弾性波法によるコンクリート内部空洞の弾性波速度の一考察」
尾場瀬宏美・極檀 邦夫・境 友昭・池端 秀幸 |
| コンクリート工学協会年次大会(2005.6名古屋) |
「動的FEM解析によるコンクリート内部欠陥探査のメカニズムに関する研究」
尾場瀬宏美・極檀 邦夫・境 友昭・池端 秀幸 |
| 土木学会西部支部研究発表会(2005.3福岡) |
「衝撃弾性波法によるコンクリート内部空洞の簡易探査法」
尾場瀬宏美・極檀 邦夫・境 友昭・池端 秀幸 |