2025/01/28
こんにちは。大進コンサルタントです。
12月中旬以降、熊本県内でもインフルエンザ患者数が急増し、年末年始も受診患者数の増加に関するニュースがよく聞かれました。
年末よりも罹患数は減っているものの、県内でもインフルエンザ感染警報レベルが続いており、引き続き注意が必要です。
また、同時に新型コロナウイルス感染の報告数も増加傾向にあります。
インフルエンザの感染対策は、新型コロナウイルスの感染対策としても有効です。
インフルエンザを正しく理解するために感染経路や症状、予防についてお話します。
インフルエンザはなぜ流行・集団感染してしまうのか
例年冷え込みが強くなる12月頃からインフルエンザウイルス感染拡大のニュースが聞かれます。
インフルエンザウイルスの感染経路は、くしゃみや咳で広がる飛沫感染。オフィスや学校など密集した空間は感染しやすい環境です。
また、接触感染も感染ルートの一つです。
くしゃみをする時に口を手でふさぐと、手にたくさんのウィルスが付着します。そのままの手でドアノブや電話を触ると、次にそれを触った人の手にウィルスが付着します。手に付着したウィルスが口や鼻から体内に入ると、感染が引き起こされてしまうのです。
オフィスのような人々が密集した場所では、飛沫感染とと接触感染のどちらもあり得る感染経路です。これが、職場でインフルエンザが広まりやすい理由だと言えるでしょう。
インフルエンザウイルス感染症の症状
主な症状は、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴です。普通の風邪と同じように、のどの痛みや咳、鼻汁等の症状も見られます。
発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。
社内で取り組む感染対策
感染ルートを遮断することが社内感染対策に有効です。
インフルエンザ感染対策として、
①マスクの着用をすすめる
感染流行時や症状があるときのマスク着用の推奨、咳エチケットを推奨しましょう!
②手洗い・うがいの推進
こまめな手洗い、うがいで感染を予防しましょう。
③こまめな換気
室内を長時間閉め切っていると、空気が汚れていきます。汚れた空気は抵抗力を落としますので、適時換気することを推奨します。
④適切な湿度を保つ
空気が乾燥していると喉も乾燥します。乾燥した喉は防御機能が低下するので、ウィルスに感染しやすくなります。加湿器の設置や、こまめな水分摂取も有用です。
⑤定期的に備品を消毒する
感染症の流行シーズンは、消毒液を積極的に活用していきましょう。消毒効果のあるウェットティッシュでも代替可能です。特に最も長い時間利用する自席周辺やドアノブや手すりなど不特定多数の人が触る場所の消毒をお勧めします。
⑥予防接種
ワクチンを接種してできるだけ感染を予防しましょう。ワクチンの効果が現れるのは接種してから2週間ほどかかります。効果の持続期間は5ヶ月程です。インフルエンザ流行前に接種をしましょう。
弊社でも社屋の24時間換気システムや空気清浄機の導入、感染予防啓発など行い感染予防に努めております。
健康維持は、仕事をする上で欠かせない要素ですので、これからも予防対策をとりながら、健康に気を付けていきましょう。
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